高校生の将来の不安を5つに分類!あなたのもやもやはどれに当てはまる?

こんにちは室長です!

「進路や将来についてもやもやしているけど、どうしたらよいかわからない」と悩んでいませんか?

この記事では、高校生への最新アンケート結果を紹介し、高校生の将来に対する不安の中身を解説したいと思います!

自分のもやもやする気持ちの正体が何なのか、整理するきっかけとなればうれしいです!

室長

この記事は以下のような人におすすめ!
・進路や将来についてもやもやしている中高生
・みんなが進路や将来についてどんなことを考えているか知りたい中高生

目次

高校生と保護者の進路に関する意識調査

全国の高校2年生と保護者に行われたアンケート※で、高校生の将来に対する考えについての設問がありました。全国の高校生がどんなことを考えているか一緒に見ていきましょう。
※一般社団法人全国高等学校PTA連合会と株式会社リクルートが実施した第10回「高校生と保護者の進路に関する意識調査」2021年報告書

高校生の70%が将来について「気がかりがある」

将来について気がかりなことがあるか」を確認した結果が上のグラフです。「ある」が70%、「ない」が24%でした。性別に見ると、「気がかりがある」が男子62%、女子77%で、女子の方が割合が高かったようです。

室長

みなさんは将来について気がかりなことはあるでしょうか?

将来の不安の中身

高校生 将来についての不安(気がかりが「ある」/複数回答)
就きたい職業に就けるだろうか
61.2%
十分な収入を得られるだろうか
50.7%
職場の人間関係がうまくいくだろうか
43.3%
就きたい職業が思いつくだろうか
40.6%
そもそも就職できるだろうか
35.0%
自分にできる仕事があるだろうか
32.2%
遊ぶ時間が取れるだろうか
24.2%
毎朝、時間通りに起きられるだろうか
22.7%
仕事を覚えられるだろうか
21.5%
仕事がつまらないのではないだろうか
14.7%
年をとっても働き続けられるだろうか
14.5%
すぐ辞めさせられるのではないだろうか
12.7%
体力的に厳しいのではないだろうか
12.6%
仕事内容や報酬に男女格差がないだろうか
9.1%
勤め先が倒産してしまうのではないだろうか
6.4%
その他
2.5%
特にない
0.2%

出典:一般社団法人全国高等学校PTA連合会と株式会社リクルートが実施した第10回「高校生と保護者の進路に関する意識調査」2021年報告書

「将来について気がかりなことがある」高校生に「気がかりなこととしてあてはまること」を確認した結果が上のグラフです。みなさんの不安と一致するでしょうか?

これらの不安を少し整理してみましょう。

将来の不安の5分類

将来の不安を以下のように整理してみました。

将来の不安の分類
  1. 就職の不安
    • 就きたい職業に就けるか
    • 就きたい職業が思いつくだろうか
    • そもそも就職できるだろうか
  2. 仕事の待遇・条件の不安
    • 十分な収入を得られるだろうか
    • 遊ぶ時間が取れるだろうか
    • 仕事内容や報酬に男女格差がないだろうか
  3. 仕事内容、人間関係の不安
    • 職場の人間関係がうまくいくだろうか
    • 仕事がつまらないのではないだろうか
    • 体力的に厳しいのではないだろうか
  4. 自分の能力・スキル不足の不安
    • 自分にできる仕事があるだろうか
    • 毎朝、時間通りに起きられるだろうか
    • 仕事を覚えられるだろうか
    • 年をとっても働き続けられるだろうか
  5. リストラ、倒産の不安
    • すぐに辞めさせられるのではないだろうか
    • 勤め先が倒産してしまうのではないだろうか
室長

みなさんも同じような不安があるでしょうか?
どの分類の不安でしょうか?

次はそれぞれの分類の中身について説明していきます。

①就職の不安

この分類に当てはまるのは以下の3つでした。

就職の不安
  1. 就きたい職業に就けるか
  2. 就きたい職業が思いつくだろうか
  3. そもそも就職できるだろうか

みなさん、就きたい職業は思いついていますでしょうか?まだ思いついてない、という方も多いんじゃないかと思います。また、テレビなどで就活生が「何十社も受けたが、全部ダメで。。。」なんて話を聞くと、「就きたい職業に希望通り就職できるか」、「そもそも就職できるか」という不安も出てきますよね。

②仕事の待遇・条件の不安

この分類に当てはまるのは以下の3つでした。

仕事の待遇・条件の不安
  1. 十分な収入を得られるだろうか
  2. 遊ぶ時間が取れるだろうか
  3. 仕事内容や報酬に男女格差がないだろうか

十分なお給料がもらえるだろうか、休みをしっかりとれるだろうか、といった仕事の待遇・条件についても不安があるかもしれません。仕事内容や報酬に男女格差がないか、というのは女子の方が気になるかもしれませんね。

③仕事内容、人間関係の不安

この分類に当てはまるのは以下の3つでした。

仕事内容、人間関係の不安
  1. 職場の人間関係がうまくいくだろうか
  2. 仕事がつまらないのではないだろうか
  3. 体力的に厳しいのではないだろうか

仕事がつまらないのではないか、体力的に厳しく毎日へとへとにならないだろうかといった仕事内容の不安があるかもしれません。また、仕事はほとんどの場合周囲の人と協力することが求められますので、職場の人間関係が上手くいくだろうかという不安もあるかもしれません。

④自分の能力・スキル不足の不安

この分類に当てはまるのは以下の4つでした。

自分の能力・スキル不足の不安
  1. 自分にできる仕事があるだろうか
  2. 毎朝、時間通りに起きられるだろうか
  3. 仕事を覚えられるだろうか
  4. 年をとっても働き続けられるだろうか

自分にできる仕事があるだろうか、仕事を覚えられるだろうかという不安がある方もいるかもしれません。また、よく寝坊して学校に遅刻してしまっている人は、毎日朝早く起きられるだろうかと不安に思うかもしれません。年金受給開始年齢は徐々に引き上げられていますので、年をとっても長く働き続けられるだろうか、というのも気になる点ですね。

⑤リストラ・倒産の不安

この分類に当てはまるのは以下の2つでした。

リストラ・倒産の不安
  1. すぐに辞めさせられるのではないだろうか
  2. 勤め先が倒産してしまうのではないだろうか

世界の変化・競争も激しくなっていますので、今後経営が苦しくなってしまう企業もあると思います。そこで想像されるのは社員のリストラや会社の倒産ですよね。自分が就職した会社がそのような状況に追い込まれたら、、という不安もありそうですね。

将来の不安の解決・解消方法

それではこのような将来の不安をどうすれば解決・解消できるでしょうか。とても気になる点と思いますが、解説記事を別途準備しようと思います。

ここでは、いますぐ頭を整理する2つの方法をご紹介しようと思います。

いますぐ頭を整理する2つの方法

いますぐ頭を整理する2つの方法
  • 紙と鉛筆を用意し、悩みについて頭に思い浮かんだことを1分間ひたすら書き出す
  • 周りの人に話を聞いてもらう

頭に浮かんだことを紙に書き出す

頭に浮かんだことを紙に書き出す」は、マインドフルネス(瞑想)の分野ではジャーナリングとも呼ばれ、頭を整理するときにとても有効な方法です。

ポイントは思ったことを“そのまま”書き出すこと。特にネガティブなことは書くのが躊躇されることがあると思いますが、そのまま書いてみましょう。

書くことが思いつかない場合は、今回ご紹介した不安の分類ごとに思いつくことを書き出してもよいかもしれません。

何度か続けるうちにもやもやの正体が整理されると同時に、心がスッと軽くなるかもしれません。「こうすればいいんだ!」と自分で解決策に気づけるかもしれません。

周りの人に話を聞いてもらう

周りの人に話を聞いてもらう」については、それだけ?と思われるかもしれませんが、人に話すだけでも気持ちが楽になったり、頭が整理されて何かに気づいたりすることがあります。

このとき必ずしもアドバイスをもらう必要はありません。相談相手選びのポイントについては以下の記事も参照ください。周りに相談する人がいなければ私に相談していただいても構いません

まとめ

今回は将来の不安について紹介しました。

将来の不安の5分類をおさらいしましょう。

将来の不安の5分類
  1. 就職の不安
    • 就きたい職業に就けるか
    • 就きたい職業が思いつくだろうか
    • そもそも就職できるだろうか
  2. 仕事の待遇・条件の不安
    • 十分な収入を得られるだろうか
    • 遊ぶ時間が取れるだろうか
    • 仕事内容や報酬に男女格差がないだろうか
  3. 仕事内容、人間関係の不安
    • 職場の人間関係がうまくいくだろうか
    • 仕事がつまらないのではないだろうか
    • 体力的に厳しいのではないだろうか
  4. 自分の能力・スキル不足の不安
    • 自分にできる仕事があるだろうか
    • 毎朝、時間通りに起きられるだろうか
    • 仕事を覚えられるだろうか
    • 年をとっても働き続けられるだろうか
  5. リストラ、倒産の不安
    • すぐに辞めさせられるのではないだろうか
    • 勤め先が倒産してしまうのではないだろうか

みなさんの不安はどの分類に当てはまるでしょうか?複数ある方もいらっしゃると思います。

対策としてどうすればよいかは今後記事を書いていこうと思います。ただ、「記事になるのを待っていられない」「早く誰かに相談したい」と思った方、いるかもしれません。

そのような方々を支援するために、私は15歳のキャリア支援室を始めました。

15歳のキャリア支援室では、進路や将来に悩む中高生向けにオンライン面談サービスを提供しています。

少しでも興味がある方はまずは以下の記事をご確認ください!

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